このブログを検索

2011-02-07

デジタル一眼をフィルムスキャナ代わりに使ってみる

航空ファン誌の1月号に書かれていた、スライドコピーアダプターとデジタル一眼を使ってフィルムをデュープする事によりスキャナ代わりに使うと言うのを、試しにやってみた。

使用したのはニコンのスライドコピーアダプターES-1とストリップフィルムホルダーFH-3。 D700ボディにAF Micro Nikkor 60/2.8S を取り付け、その先端にこれらを装着してフィルムを撮影する。

予想を裏切って、結構使えるのではなかろうか? でもスライドコピーアダプターにストリップフィルムを挿入して位置決めするのが結構面倒と言えば面倒。
D7W_5328
Nikon FA,  AFED 80-200 f/2.8S
中央部重点測光 シャッター速度優先AE 1/500  f8.0 EBX

2011年1月30日、熊本空港(Kumamoto Airport: KMJ) にて。 この機体は通常のB767と違い
昔の全日空の塗装を施している。 主に羽田-宮崎線と羽田-鹿児島線に投入される機体。
D7W_5329
Canon A-1, NewFD 80-200 f/4.0L
中央部重点測光 マニュアル露出 1/250 f6.7(f5.6半) RAP-F
スカイネットアジア航空機。 

1200万画素級のD700でフィルムをデュープして見た訳だが、EBXでは粒子の粒々が見えて解像感ではD700に明らかに劣る印象。 一方、RAP-Fでの撮影では粒子は見えない。

RAP-F(アスティア)は先頃製造中止が発表されたフィルムだけど、ハイライトの白に階調が有って
こういった旅客機の白い胴体の表情が良く出る様に思う。

暫くこういった写真から離れていて、このフィルムを使ったのは今回が初めてだったのだけども
惜しいフィルムが生産中止になるものだ。薄曇りの日は薄曇りなりの色が出て欲しいのだけどなぁ。

一方、EBXは派手。今回初めて使ってみたけど、出来の悪いネガカラーみたいな発色でハッキリ
言ってあんまり好きじゃない。 でも一般的にはこういうのがウケるんだろう。

0 件のコメント:

コメントを投稿